あけましておめでとうございます。
とりあえず100件書くまではブログ続けようと思いますので、今年も更新していきます。 2019年は 35件書いたので、今年の目標は65件にしようかなと思います。
さて早速投稿件数を増やすために、正月にパリから日本に帰るときに読んでいた以下の本に関する感想をメモしておきます。
概要
簡単にまとめると以下のような内容でした。
- DockerはわかるけどKubernetesこれから勉強したい人向け解説書
- Azure の AKS サービス上でのクラスタ構築して、そこでの運用方法を解説。
- どうやって使うかに加えて、なぜそうなっているのかも解説している。
twitterでも分かりやすいという良さげな評判が流れてきていたので読んでいたのですが、確かに分かりやすかったです。
あるべき姿を定義し(宣言的設定)、あるべき姿と差異がないか問い合わせ、収束させる(Reconciliation Loops)、などKubernetesの基礎となる考え方が解説されているおり、設計思想の一部を把握することができます。
本書で概要をつかんで、詳しく知りたいところはkubernetesの公式チュートリアルなどを参照して理解を深めるのが良いと思います。また本書でもさらに詳しく知りたい場合の参考URLがさまざまな箇所で記載されているのも良いです。
本書ではAzure のAWSのマネージドサービス上での解説を行っています。GCPやAWSのマネージドサービスを使っている場合、その部分は読み替える必要はあります。
ちなみに今回読んだ内容ではないですが、Dockerから改めて学習したい場合、以下の本がおすすめです。(私は先にこちらから読みました)
- 作者:山田 明憲
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/08/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
こちらの本は、Dockerの操作の基本からDocker compose, Docker swarm, Kubernetesと続いて幅広く解説されています。
Kubernetesは入門書1冊読んだ程度では到底全部把握しきれるようなものではないですが、とりあえず概要把握したい、試しに運用してみたい、という目的であれば十分かと思います。