Rso's Jotter

日々の開発の知見のメモやその他雑記

数値解析まとめ

  • 誤差の話
    • 絶対誤差と相対誤差
    • 誤差の種類
  • 非線形方程式の解法
    • 2分法
      • 根の存在区間が必要
      • 必ず収束するが,遅い
    • はさみうち法(*)
      • 分母が小さくなるとオーバーフローが起こる可能性がある
      • 実は2分法より複雑な割に役に立たない
    • ニュートン法
      • 直接法に対する利点:収束が早い
      • 直接法に対する欠点:収束するとは限らない
    • セカント法
      • 導関数が解析的に求められないときに使う
      • 予想出題率10%
  • 連立1次方程式の解法
    • ガウスの消去法
    • LU分解法
    • ヤコビ法(*)
    • ガウス・ザイテル法
      • ヤコビに対する利点:収束が早い,メモリをけちれる
      • ヤコビに対する欠点:ヤコビでは収束するがガウスザイテルでは収束しない場合がある(らしい)
  • 補間法
  • 数値積分
    • 台形公式
    • シンプソンの公式
    • ロンバーグ積分
      • 丸め誤差の影響を受けずに精度の高い解が得られる
      • 刻み幅hの設定に悩まなくていい
      • 計算量はかなりある
  • 最小2乗法(*)


(*)は教科書に載ってない


聞かれそうな問題

  • ガウスの消去法よりLU分解のほうがうれしい点

"同一の係数行列を用いて複数の連立一次方程式を解く場合に,
最初にLU分解をしておくことで,後の計算量がO(n2)となり,少なくなる利点がある
(通常はO(n3))."
詳しく知りたきゃ
http://mikilab.doshisha.ac.jp/dia/research/report/2002/0612/018/report20020612018.html


  • 補間法と最小2乗法の違い

補間法はデータセットを必ず通るが,最小2乗法は必ずしも全て通らない(というかほとんど通らない)

データセットに誤差が含まれる場合,高次関数で補間すると振動が激しくなるから