インセンティブ報酬狙いノード運営のすゝめ
1年近く全くブログを書いていなくてもう年末になってしまっていますが、 ふと思い出したので久しぶりに書いてみようと思います。
今年は色々あったような気がしますが全くブログに記録していなくて、それはまた1年の振り返りにでも書こうと思いますが、 今回は仮想通貨(以下、クリプト)関連のノード運営についてです。
私はしばらく前からクリプトを触っていましたが、去年から今年の秋までは本当に冬の時代で、 最近また界隈で再燃し始めています。おそらく来年はまたテレビで日本の取引所がCMしだすんじゃないかと思います。
こうやって再燃し始めるとクリプト界隈のTwitterでは、エアドロップ(以下、エアドロ)狙いの情報で溢れかえります。
エアドロはプロジェクトの黎明期で、初期に触ってくれたユーザに還元する意図でガバナンストークンなどが配られるやつです。
エアドロはこれみたいな大当たりがまれにありますが、 参加者が多くなってくるとうまみも減少して、あまりおいしくありません。
そこで、サーバ運用経験のある人は、ノード、バリデータを運営して報酬、もしくはエアドロップを狙うという方法がおすすめです。 ノード運営によるインセンティブが明示されているケースもあります。これをやる利点は、
- Twitterでうごめく魑魅魍魎のエアドロ勢より参加者がかなり少ない
- そのノードの動作の把握をしたりして、プロダクトの仕組みに詳しくなれる
というのがあります。面白そうなプロダクトがあれば、その勉強も兼ねて入る、みたいな感じです。
実際に私が関わった(関わっている)ノード運営としては以下のようなものがあります。
- Solanaテストネットバリデータ
Solanaブロックチェーンのテストネットノードを運用して、一定のスコア以上を出すと報酬がもらえるプログラム。こんなやつです。
Aptos テストネットバリデータ(応募だけ)
Solanaの同様のような感じですが、こちらは過去のテストフェースで定員に限りがって、応募しましたが当選しませんでいた。ですが応募しただけで後にエアドロップがありました。それでも同時の価格で数千ドルぐらいあったような気がします。
Genesys GO D.A.G.G.E.R. Wield Node
ブロックチェーンではなく DAG(有効非巡回グラフ)で分散システムを作ろうとしているプロジェクトです。その動作はまったくまだ理解できていませんが、クリプト冬の時代を生き残っているツワモノ集団が運営しています。これは明示的なインセンティブが提示されていませんが、なかなか面白そうです。ただしサイトはちょっと厨二病っぽい雰囲気があります。
とりあえず適当に上げましたが、ノード運営のインセンティブを出しているところはたくさんあります。 クリプトが盛り上がってくると、こういうインセンティブ報酬がさらに潤沢になる可能性があります。
インフラ系エンジニアがクリプトに関わるには、個人的にノード運営がおすすめと思ったので、少し書いてみました。