暗号解読
実家でgdgdしてる合間に読んだ本の感想でも。
暗号解読<上><下>
フェルマーの最終定理を書いた人と同じ著者の本。
古代から現代にかけて暗号技術がいかに進化し、また解読されてきたかを解説している。暗号技術はシーザー暗号から始まり、単アルファベット換字式暗号、多アルファベット換字式暗号、DES暗号、RSA暗号、量子暗号と進化していく。またそれらの暗号は軍事的に重要なウエイトをいかに占めていたが本書から伺える。
計算機科学をかじっている人ならば公開鍵暗号*1とか名前は知っていると思うが、これが当時の暗号化と複合化の鍵を同じものを使うという常識を打ち破った革新的なものであるということが改めて感じることが出来る。
さらっとした科学系の読み物としてかなり面白い。
- 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 文庫
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