Rso's Jotter

日々の開発の知見のメモやその他雑記

新卒サラリーマンのための社会保険まとめ

一般に大企業と呼ばれる会社に入社した方々は社会保険に入ってることやろう。
勝手に入れられるとはいえ保険に入った以上その保険が何を保障してくれるのかは
知ってるのが望ましい。


以下オレが調べたうちでのまとめ。ぐぐって調べた内容がほとんどなので本当かどうかは定かではない。


社会保険とは

社会保険とは公で運営されている保険群を総称したもので、新卒者には以下の4つの保険が関連する。

新卒の社会人が入るのは医療保険の場合特に健康保険、年金保険は特に厚生年金*1に加入することになる。


厚生年金

いわゆる一般によく言われる年金。65歳まで頑張って金払えば給付されるというやつ。
厚生年金は2階の保険で国民年金が1階の保険とよく表現される。国民年金にプラスしてさらにいろいろもらえるというイメージ。
厚生年金に加入している人は国民年金にも加入していることになる。

受給資格期間

国民年金に加入している期間と合わせて25年。サラリーマンやめても国民年金払えばもらえる(はず)。

保険料

職業や年齢、時期によってことなるが2011年度の新卒でだいたい給与の16%。
ただし半分は会社負担。

その他の保障

60歳以上になったときにもらえる老齢年金のほかに以下のような保障がある。

  • 障害厚生年金・・・加入者が障害を負ったときにもらえる年金
  • 遺族厚生年金・・・加入者が死亡したときに遺族に給付される年金

遺族年金のような死亡の給付もあるので、将来民間の生命保険などの加入を検討する際にはこれらの額も考慮するのが望ましい。

健康保険

健康保険に加入することによって医療費が3割負担ですむ。

我々のような公務員でない新卒サラリーマンは以下のどちらの団体に加入することになる

入社した会社が保険組合を持っていればその組合健保に入り、それが無ければ協会けんぽに入る。

保険料

それぞれの組合の財政事情に応じて保険料は変動する。
協会けんぽ平成23年4月時点で大体9.50%とられる。(但し半分は会社負担)
組合健保は組合によって違うが例えば野村の場合だと約6%(但し半分は会社負担)

雇用保険

何らかの事由により会社を辞めたときに給付される保険。やめた理由は自己都合会社都合に区分され、会社都合のほうが給付される期間が長い。

受給資格期間

勤続年数によって給付期間が異なるが、最低半年勤めれば給付される。

保険料

平成23年現在、保険料は1.55%で内0.95%が会社負担

労災保険

業務遂行中に事故などで負傷、入院したときに給付される保険。
業務遂行と関連が認められるならば不注意による事故でも認定してもらえる。

保険料

業種によって保険料は異なるがSIなどの危険性の低い業種の場合賃金の0.3%

*1:公務員は年金保険の種類が違うが自分は公務員でないので省略